ファイル・バインダーの基礎知識
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オリジナルファイル・バインダー製作のポイント
Basic
オリジナルファイル・バインダーを製作する上で役に立つ基礎知識をご紹介します。こちらをご覧いただければ、「タキ商事」にご注文いただく際もスムーズ。ぜひ、参考になさってください。なお、こちらの説明でご不明な点などございましたら、専用フォームよりお気軽におたずねください。
Point1用途を決める
オリジナルファイル・バインダーを製作する上でまず重要なのが用途を明確にすること。たとえば、イベント用のノベルティや販促ツールとして使うのか、あるいは研修用教材やマニュアルをファイリングするのか、契約書や報告書などを収納するためなのかをはっきりさせましょう。用途がしぼれれば、素材やサイズなど仕様を決めやすくなるからです。
Point2仕様を決める
用途が決まれば、次は仕様を検討します。ファイル・バインダーにおける仕様とは「サイズ」「表紙素材」「綴じ具」「印刷方法」「付属品」の5つで構成されています。以下では、これらの要素を決めるためのヒントをご説明しましょう。
サイズ
ファイル・バインダーのサイズを決めるのは収容する用紙の判型です。中でもA判・B判が一般的でここから選ぶことになります。ただ、タキ商事ならこうした規格にない特殊なサイズの用紙や厚口の用紙の収容を目的としたファイル・バインダーの製作も可能です。
収容する紙の判型
A4判 | 210×297mm | B5判 | 182×257mm |
A5判 | 148×210mm | B6判 | 128×182mm |
A6判 | 105×148mm | B7判 | 91×128mm |
A7判 | 74×105mm |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
表紙素材
用途や機能によって表紙素材を選びます。たとえば契約書の収容には重厚な貼表紙を、耐水性が必要な場合はPP表紙を選択するとよいでしょう。なお、表紙素材の材質でバインダーのイメージが大きく変わります。活用シーンも考慮に入れて検討したいところです。
材質と特徴
材質 | 概要 | 特徴 |
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貼表紙 | 厚紙にクロス、合皮、印刷した紙などを貼ったもの |
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ボード表紙 | ベースの厚紙にロゴや文字を印刷したもの |
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PP表紙 | 厚紙にPP(ポリプロピレン)フィルムを貼ったもの。光沢のある仕上がり、マットな仕上がりが選べる |
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※表は左右にスクロールして確認することができます。
綴じ具
ファイル・バインダーの骨格となる綴じ具は収容する用紙の枚数、厚み、開閉方法などによってリングタイプ、パイプタイプ、Z式・クリップタイプを適切に使い分けます。
リングタイプ
開閉が容易なタイプの綴じ具で、書類の収容・取り出しが頻繁なものに使います。リング形状、穴数、開閉方式を選べます。
リング形状 | Oリング | Dリング | ||
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穴数 | 2穴 | 多穴 | ||
開閉方式 | 手動式 | レバー式 | 指を挟んでも 痛くない金具 |
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※表は左右にスクロールして確認することができます。
パイプタイプ
穴の開いた書類をパイプに通して綴じるタイプです。綴じ具と書類を同時に引き出せば、どの位置にある書類も容易に取り出せるのが特徴。ただし、リングタイプのように頻繁に書類の収容・取り出しを行うには不向きです。
片開き | 両開き |
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Z式・クリップタイプ
書類を挟んで留める綴じ具です。レバーを押して固定するZ式とクリップで固定するタイプがあります。
Z式 | クリップタイプ |
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印刷方法
表紙に印刷を施す場合は、「シルクスクリーン印刷」または「オフセット印刷」を選びます。なお、ポスターやカタログなどのように多色刷りを必要とする場合はオフセット印刷を、発色の鮮やかさや光沢が必要な場合はシルクスクリーン印刷を選択しましょう。ただし、シルクスクリーン印刷は塗り重ねる方式なので、多色刷りには向いていません。また、金・銀・黒と使える色は限定されますが、凹凸のある立体的な仕上がりが期待できる「ホットスタンプ印刷」もあります。社名やロゴに適した方式で、なおかつ比較的安価なことも特徴です。
各印刷方式の特徴
オフセット印刷 | シルクスクリーン印刷 | ホットスタンプ印刷 |
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付属品
必要に応じて、ポケット加工やインデックスシールなどの付属品を加えます。タキ商事ならこうした加工・付属品のバリエーションも多数用意できます。